津野海太郎先生、竹原あき子先生の著書のご紹介
芸術学科名誉教授の津野海太郎先生、竹原あき子先生の著書のご紹介です。
書店等で見かけられた際は、ぜひお手にとってご覧ください。
生きるための読書
「老化につれて狭くなった私の世界の外で、新しく魅力的な知的世界が着実に築かれつつあるらしい」――ではこれを生きるための読書、「最後の勉強」の対象にしてみたらどうだろう。伊藤亜紗、斎藤幸平、森田真生、小川さやか、千葉雅也、藤原辰史……若い世代の知性にふれ、学んでゆく喜びをいきいきと綴った読書エッセイ。(HPより引用)
著:津野海太郎
出版:新潮社
価格:2,200円(税込) ※電子書籍版は各販売サイトでご確認ください
判型/頁数:四六判/224頁
ISBN:9784103185352
出版社HP:https://www.shinchosha.co.jp/book/318535/
谷崎『陰翳礼讃』のデザイン――デザイナー谷崎潤一郎の暗さへの称賛
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』は、あらゆるデザイナーにとってかけがえのない教科書だった。バイブルだった。ところが、あらためて読み返して、工業デザイン、プロダクトデザインに正面から襲いかかる槍のようなエッセイでもあった。何が良いか美しいか、ではなく、何が邪魔か、見苦しいか、使いにくいか、をデザイナーに問いかける、負から発して心地よさに到る道をさがす教科書だった。
現在の日本人の生活の西欧化、その衣食住から言語まで、思想から立ち居振る舞いまで、あらゆる面で和からの脱却を図った明治、大正、昭和のモダンと付きあった谷崎潤一郎、そして友人だった夏目漱石や森鴎外ら文豪達の作品を通して、デザイナーに何が必要かを問いただしてみよう。(HPより引用)
著:竹原あき子
出版:緑風出版
価格:2,000円+税 ※電子書籍版は各販売サイトでご確認ください
判型/頁数:四六判上製/144頁
ISBN:9784846124113
出版社HP:https://ryokufu.com/product/2411-3