2023年8月2日
学科トピックス

8/26 三上豊先生・山本直彰先生 夏の最終講義のご案内

本学科を2020年に退任された三上豊先生と、2021年に定年退任された山本直彰先生の最終講義を開催します。
ご予約等は不要です。
お誘い合わせの上、ぜひご来校ください。

芸術学科夏の最終講義 まとめて不名誉教授戻ってくる!

開催日:2023年8月26日(土)
開場 14:30 / 開演 15:00
会場:和光大学J棟301教室

三上豊先生「海外フィールドワークから」
山本直彰先生「たまことまこと─球子と箴言

主催:和光大学表現学部芸術学科
問い合わせ:artstudy@wako.ac.jp



三上豊 先生

1951年町田市に生れ、小学校から大学まで町田市内で過す。和光大学人文学部芸術学科卒業。(株)美術出版社に勤務。『美術手帖』副編集長などをつとめる。2000年より、和光大学表現学部芸術学科教授。2020年3月退任。その間、独立行政法人国立美術館の評価等に関する有識者会議委員、アート・ドキュメンテーション学会評議委員、町田市国際版画美術館運営協議会委員等を歴任。和光大学内では、入試実施委員長、表現学部長などを歴任。また、アートドキュメンテーションをライフワークとしし『靭ギャラリー : 1978-1985 』、『田村画廊・真木画廊 : 1969-2000』、『秋山画廊 : 1985-2018』などギャラリーの活動記録を私家版として発行。『辰野登恵子アトリエ』『麻生三郎アトリエ』など画家のアトリエの記録も残す。尚、三上ゼミは、15時以降は教員は飲酒可であった。退任時には名誉教授号を拒否。

山本直彰 先生

1950年神奈川県に生まれる。1969年愛知県立芸術大学日本画科に入学し、愛知県立芸術大学で院展のゲテモノと言われた異端の片岡球子、4年次からは表現的な作風の大森運夫に学んだ。在学時から新制作協会展に、のち創画展に出品。1975年同大学大学院修了。1992年から1年間、文化庁芸術家在外研修員としてプラハに滞在。90 年代には一連の日本画ブームがあり、伝統的な日本画とは一線を画す傾向が注目を浴びるが、中上清、岡村桂三郎らとともにその代表的な画家に数えられる。90年より20213月に定年退任するまで、某大手美術大学専任教員のイスを拒絶し、和光大学にとどまり芸術学科非常勤講師、として日本画ゼミを担当。毎年夏休に開催する通称「夏の会」には歴代の卒業生が集まる。2009年平塚市美術館にて個展「日本画の今 山本直彰展 帰還する風景。」開催。翌2010年芸術選奨文部科学大臣賞、神奈川文化賞受賞。某大手美術大学造形学部日本画学科客員教授、特任教授も兼務。