昨年度に卒業した斎藤英理さんの個展が京橋のギャラリーで開催されます。
斎藤さんは主に映像を使用した作品を制作しています。
卒業制作展では二つの巨大な画面へ映像作品を投影しました。
又、在学中から様々な展示に参加しており、最近では本学科が企画した「サトヤマアートサンポ」に参加するなど積極的に活動を続けています。
ぜひご覧ください。
 
―作家コメント―
近年私は、記憶や無意識な行為をテーマに作品を制作してきた。記憶の断片と思考がつながりを持つような視覚表現を目指し、写真やビデオを用いたインスタレーション作品を制作している。この展示で並べられるのは、他者の不在と自己の不在を関連させる作品だ。
人が自分の存在に対して不安を感じるのは、認識のレベルで、意識があるということを証明するのが困難であるからだろう。
記憶の残存という曖昧なもので、かろうじて行動を再認することができるが、それは自分の存在確認をしたいという思いが必死であるからだと考える。
■会期：1月25日(月)～1月30日(土)
■時間：11:30-19:00
最終日は17:00まで
■オープニングパーティー：25日（月）17:00~
■会場：art space kimura ASK? (2F)
〒104-0031
東京都中央区京橋3-6-5木邑ビル2F/B1F
■会場Web： http://www2.kb2-unet.ocn.ne.jp/ask/