2025年8月20日
ゼミ風景
㈱電通のアートディレクターさんに広告のお仕事について講義をしていただきました
芸術学科デザイン系ゼミ学生の有志により、デザインおよび広告クリエイティブ研究の一環として、㈱電通の広告クリエイターさんへ講義をお願いして、2025年7月29日、汐留の電通本社ビル会議室にて実施していただきました。
講義は電通、第2クリエーティブプランニング局(2CRP局)のアートディレクター(AD)さん3名によるもので、ベテランADの小倉輝久さんより広告のお仕事の概要と取り組む姿勢について、若手ADの浦野夏実さんからは学生時代の作品作りやポートフォリオについて、中堅ADの斉藤安奈さんからはご自身の就職活動時の記録と心がけなどを中心にお話しいただきました。
広告クリエイティブの最前線で活躍されている方々のリアルなお話は、このネット時代でも容易には接することのできない貴重なお話しでした。参加した学生からは「アートディクターの仕事により強く興味を持った」「形式に囚われず、もっと柔軟に挑戦していくことの大切さを学びました」「広告という仕事が単なる情報発信ではなく人と人とのつながりをつくる“コミュニケーションのかたち”であることを学んだ」などの声が出ていました。
芸術学科でデザインを学ぶ学生にとって、当初、広告クリエイティブの第一線で活躍する電通の方々は近づきがたい思いがありましたが、講義や質疑応答でお話をさせていただくにつれ、とても親近感も湧き終了する頃には、デザインを学ぶ自分たちの憧れの大先輩であり、自分たちも、ものを作る同じ世界いることへの嬉しい気持ちと、そして感謝の思いで、今後の学びに大いに励みになりました。
※参加者 2年生8名、3年生6名、4年生2名、計16名。引率教員、木村、里見