2024年10月23日
卒業生の活躍

11/9-12/1 渡邉碧 個展

卒業生の渡邉碧さんが、江戸川区にある椛田先生の共同スタジオ「youkobo ART BASE CAMP」で個展を開催されます。
ぜひお越しください。土日のみの開催となります。ご注意ください。

渡邉碧 個展「曖昧な輪郭にスーベニア、閃光」

会期:2024年11月9日(土)-12月1日(日)
休廊日:月-金(土日のみ開催)
時間:11:00-19:00
会場:youkobo ART BASE CAMP
〒134-0084
東京都江戸川区東葛西1-29-16
東京メトロ東西線 葛西駅 徒歩約15分

オープニングレセプション
日時:11月9日(土) 18:00-20:00



遊工房アートベースキャンプでは、オープン第一弾企画展として、若手作家・渡邉碧の個展「曖昧な輪郭にスーベニア、閃光」を開催いたします。渡邉碧は、転写技法やドローイングによって、日常の風景と記憶の曖昧さをテーマにした作品を発表しています。
作家の作品には、ふとした瞬間に思い出す「いつかの空気」や、その記憶が持つ曖昧で捉えきれない感覚が表現されています。完全には再現できない記憶が、現実の自分と交わる瞬間を探ることで、日常の風景が新たな形で立ち現れるのです。
本展では、平面作品とインスタレーションを通して、観る人が「あの時」と「いま」を行き来しながら、記憶の複製に触れるような体験をお楽しみいただけます。ぜひご来場ください。渡邉碧の挑戦をお見逃しなく!



【作家コメント】
ふと、いつかの空気を思い出すことがある。
何だったろうと顧みて解決することもあるが、大抵は「そうであっただろう」と不確定な結論になりがちだ。
それを再体験しようとしても、オリジナルの記憶と記録に及ぶことはできない。
それでも脳裏と潜在意識の中で、やがて合流する私を待っているのだろうか。

視線がぶつかる。
あの日のわたしが、今日の私をみている。
そうやってすべてを綯い交ぜにして、消えていく。

普遍的な日々を風景にドローイングした平面とインスタレーションを用いて、記憶の複製の可視化を試みる。
(プレスリリースより引用)