11/16-12/19 山本直彰先生 武蔵野美術大学退任展
日本画研究ご担当の山本直彰先生の退任展が、武蔵野美術大学美術館で開催中です。
山本先生は2009年から武蔵野美術大学日本画学科客員教授として、2011年からは同学科特任教授として教鞭をとってこられました。
本展では、「DOOR」「IKAROS」「PIETA」「帰還」などのシリーズを中心に、幅16メートルの新作もご覧いただけます。
「Door is Ajar ドアは開いているか 山本直彰展」
会期:2020年11月16日[月]−12月19日[土]
会場:武蔵野美術大学美術館 展示室3・4(〒187-8505 東京都小平市小川町1-736)
時間:10:00-18:00(土曜は17:00閉館)
日曜休館
入館無料
*新型コロナウイルス感染拡大の状況により、会期が変更となる場合があります
*来館時の注意事項
現代日本画を牽引する作家のひとりである山本直彰は、従来の日本画の枠に収まらない内面性の強い抽象的な心象世界を描き続けてきました。
とりわけ、実物のドアを支持体として用いた「DOOR」シリーズは、新たな日本画の絵画表現として注目を集めました。
本展タイトルにある「AJAR」とは、ドアなどが半ば開かれた状態を指します。
内と外、自己と他者、生と死といった、相反する様々なものを分かちつつ結ぶ存在であるドアを基点に、多様な主題によって展開した近年の代表作と、本展にあわせて制作する新作によって、山本の作品世界をご覧いただきます。
(展覧会HPより転載)
山本先生は和光大学でも長年非常勤講師として日本画を指導していただきましたが、定年のため、同じく来年3月に退任されます。
本来であれば、本校でも退官記念行事を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染状況から、誠に残念ながら今年度中の開催を見送ることになりました。
延期となってしまいますが、来年度以降に開催する予定でおりますので、その際は改めてご案内いたします。