2025年3月5日
学科トピックス

芸術学科3年選抜展「WAG」搬入風景

今回で12回目となる和光大学芸術学科3年生の選抜展の搬入風景をお届けします。

和光大学表現学部芸術学科に在学する3年生から、企画書の応募・ポートフォリオ審査により選抜された展覧会「WAG」がトキ・アートスペースで開催されます。今年度は新山千尋さんが選ばれました。「表現の世界で活躍する」という強い意志を持ち、4月から最終学年として卒業制作に向かう、今後の制作の足がかりとなる展示です。


東京都渋谷区神宮前に位置し、現代アートを中心に展示を行っているトキ・アートスペースが会場です。画像は会場入口からの風景です。
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インストール風景:模型を制作し、配置計画を立ててインストールします。会場に作品を並べて実際に確認し、いくつかの作品は空間に合わせて配置を入れ替えるなど、何度も丁寧に確認を行いながら配置を決定してゆきました。

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インストール風景:展示するドローイングの準備。日々ドローイングを行う新山さんのドローイングファイルには、膨大な数のドローイングが入っています。

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インストール風景:ドローイングを壁一面に構成。時間をかけて丁寧に構成してゆきます。

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完成した会場風景。

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左:今回インストールサポートに参加してくれた学生の伊波蘭華さん。右:選抜展展示学生の新山千尋さん。 



WAG2025 新山千尋「Lost outline」

会期:2025年3月4日(火)-3月9日(日)
時間:12:00–19:00 (最終日は17:00まで)
会場:トキ・アートスペース
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F
東京メトロ銀座線 外苑前駅 3番出口より徒歩5分
主催:和光大学表現学部芸術学科
HP:http://tokiart.life.coocan.jp/index.html

我々には、人間の存在を構成する目には見えない境界線がある。その線は他者との関係性や社会的立場などによって描かれ、人の姿を構成する輪郭線となっている。しかしそれは、とても不安定なもののように思える。輪郭線は外的要因によって容易に綻び、揺らいでしまう。自身を創出する他者との関係や、それによって溶融する曖昧な輪郭線をコンセプトとした作品群を表現する。
(プレスリリースより引用)