卒業生で木版画家の竹上妙さんの絵本が11月に出版されます。竹上さんは2008年卒、在学中は版画ゼミナールに所属し、主に木版画での制作を行い、個展・グループ展などを中心に活躍。長野で牛にかこまれた時の衝撃から生きものと目が合った瞬間「見たら見られた」をテーマに木版画を制作しています。今回絵本館から出版される『マンボウひまな日』が、絵本作家としてのデビュー作となりました。

『マンボウひまな日』定価1,300円+ 税　32P　260×198mm
絵本館より出版、書店にて販売。

竹上妙（たけがみたえ）
1986年 東京生まれ。2008年 全国大学版画展観客賞。2009年 熊谷守一大賞展 佳作。2011年 熊谷守一大賞展 奨励賞。2013年 熊谷守一大賞展 入選。7/29-9/24に町田市立国際版画美術館で開催された展覧会『紙の上の生きものたち!!』では町田市在住の版画家として紹介された。（竹上さんwebサイト）

また、絵本デビュー作『マンボウひまな日』の刊行を記念して、この作品が誕生するきっかけとなった西荻窪のウレシカで、ミニ原画展が開催されます。

たけがみたえ 絵本デビュー作『マンボウひまな日』刊行記念・ミニ原画展
会期：2017年10月27日（金）〜29日（日）12:00〜20:00
会場：URESICA ウレシカ（SHOP & GALLERY）
住所：東京都杉並区西荻北2-27-9

※『マンボウひまな日』をお買い上げの方全員に、くじ引きでオリジナル版画色紙か一筆箋が当たります。
※竹上さん在店予定：27日（金）・29日（日）14:00〜20:00