椛田ちひろ先生、府中市美術館にて展示(公開制作)
コンテンポラリーアート・絵画表現工房ご担当の、椛田ちひろ先生の作品の公開制作が、府中市美術館にて行われます。
会期 2021年4月17日(土曜日)から7月11日(日曜日)まで
休館日 月曜日、5 月10 日から5 月21日(展示替え期間)
開館時間:午前10時から午後5時 観覧無料
公開制作室 いずれも土曜日
4月: 17日、24日
5月: 1日、8日、22日、29日
6月: 5日、12日、19日、26日
完成作品の展示
6月27日(日曜日)から7月11日(日曜日)
その他、アーティストトークやワークショップも開催予定です。
詳細は、美術館HPをご確認ください。
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/koukaiseisaku/kokaikaisai/kokai_kabatachihiro.html
椛田ちひろは、絵画の枠を超えて、「見ることができない」ものを手探りしてかたちにする美術家です。ボールペンなどの線が束なり、あるいは反射する素材が集まって埋まった空間には、現実の影のような深い世界が感知されます。 2020年秋に椛田は、空海の書から題をとった作品を府中市美術館で展示しました。それを見て作曲家の山口恭子が音楽をつくり、椛田は山口のつくる音を聞いて、今回、新たに作品を公開制作します。とはいえ、美術家と作曲家の対話は時に弾むことはあれど、噛み合わぬことも多く、自ずとそれぞれが目指すところにむかっていくにちがいありません。別々の道をたどった音と絵が再び対面するとき、そこには何が見え、どんな音が聞こえてくるでしょうか。 音を反芻し全身で紡ぎ出す椛田のつくる姿を、どうぞ目撃してください。 会期中は参加型の「#fuchulines」プロジェクトを開催予定です。みなさんも身近な線を見つけて集めて、つないでみませんか。
(展覧会HPより転載)