2018年3月20日
学科トピックス

三上豊先生 新著「辰野登恵子アトリエ」刊行

三上豊先生の新著のご紹介です。
毎年卒展カタログの作品撮影をお願いしている桜井ただひささん撮影で、三上先生が編集した本が発売されています。みなさまぜひ書店でお手にとってご覧ください。

2014年、惜しまれつつ亡くなった画家・版画家 辰野登恵子の初の書籍。アトリエに残された絵の具、筆、カンヴァスなどから作家の気配を浮かび上がらせるアートブック。
辰野登恵子(1950-2014)は、70年代初頭から版画で発表をはじめ、ポップアートやミニマルアートの影響を経て、油彩画に取り組む。アメリカ抽象表現主義の大画面やマチスの華麗な装飾空間に学びながら、80年代から抽象と具象のはざまに独自な形象を描くようになった。本書はアトリエのドキュメンテーションをとおして、現代美術に確固たる軌跡を残した作家像に迫る。(「辰野登恵子アトリエ」帯より)

三上豊=編・著
桜井ただひさ=撮影
せりか書房
2018年2月刊行
A5版・112頁・ハードカバー(3024円)
ISBN978-4-7967-0371-0 C1071
・参考リンク→せりか書房「辰野登恵子アトリエ 三上先生に聞く(1)(2)
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